診療方針

当院では、病気の症状をしっかり伺った上で診察を行います。また必要と思われる場合には検査を行い、それらを基に病気の正しい診断、適切な治療ができる様心がけております。
どんな些細な事でも構いませんので心配なことが有りましたらご相談ください。
ホームドクターとして、お子様の病気の治療、健やかな成長へのお手伝いをさせていただきたいと考えております。
診療内容
- 呼吸器:感冒、急性気管支炎、急性喉頭炎(クループ)、肺炎
- 消化器:嘔吐症、下痢症、急性胃腸炎、食中毒、便秘症
- 皮膚:湿疹、接触皮膚炎(かぶれ)、乾燥肌、トビヒ、水痘、臍ヘルニア
- 泌尿器:膀胱炎、包皮炎、夜尿症
- アレルギー:気管支喘息、アレルギー性鼻炎(花粉症)、蕁麻疹、食物アレルギー
- 感染症:インフルエンザ、溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、伝染性紅斑(リンゴ病)、ヘルパンギーナ、おたふくかぜ(ムンプス)、麻疹、風疹、水痘
■健康診断
横浜市在住の乳児は生後1~3か月、5~8か月、9~12か月時に個別で乳児健診が受けられます。(市発行の無料券をご持参ください)
その際、予防接種も同時に受けることが出来ます。
■予防接種
私達の周りには感染すると命に係わるほど重くなる病気も有ります。こうした病気にかからないため、接種可能な年齢になったら、できるだけ早く予防接種を受けることが大切です。
個々のワクチンやスケジュールについてはお知らせの「ワクチンについて」を参照ください。病気について
■小児湿疹
赤ちゃんの湿疹を放っておくと、食物アレルギーになってしまうことがあります。湿疹があるお子さんは乳児期初期から、「早めに皮膚のケアをしていくことで食物アレルギーを防ぐ」といわれています。
早期から皮膚のケアをしていくことが大切です。■喘息
風邪と喘息の区別をするのは難しいと思いますが、咳が2週間以上続く場合または治っても繰り返す場合は、喘息の可能性を考える必要があります。
当院では、発作が起きた時の治療、それが落ち着いて良い状態をコントロールしていく維持治療を、症状や環境に応じて行います。
生活改善につきましては、それぞれ個人の生活環境の中、できるだけ無理のない範囲で相談しながら進めていきます。一度の受診では判断が難しいため、2~3度受診していただき、胸の音や咳の状態などから総合的に診断いたします。※生活の中で注意すること※
換気や掃除(ハウスダスト・カビなど)、たばこに気をつける。
ハウスダストやカビなどに関しては、全てを排除することは難しいので、状況に応じてご相談いたします。
ペットに関しては、ペットへの想いや癒しという点を考慮し、こまめに掃除をする・洗うということで様子をみていくこともあります。また、ペットをどうしても離せない状況の場合は、薬を増やしてコントロールしていくという選択肢もあります。
小児のアレルギーは、成長とともに症状が改善していくことが多いので、長い目でみてアレルギーに負けない体作りも必要です。■舌下免疫療法
アレルギーの原因となるスギ花粉やダニ(アレルゲン)を舌の下に少量から投与することで、原因物質に慣らしアレルギー症状を改善していく治療法です。花粉症、アレルギー性鼻炎の治療法の一つで当院でも対応しています。当院で可能な検査
- 血液検査
- 迅速CRP測定装置
炎症反応を調べる検査です。重症度・ウィルス性と細菌性の判断ができます。 - 全自動血球計数器
貧血、炎症反応、出血の原因などが調べられる検査です。
- 迅速CRP測定装置
- 呼吸機能検査
検査の指示に従い、息を吸ったり呼いたりすることで、肺活量や気道抵抗などの呼吸機能がわかります。
当院における施設基準、医学管理料等について
⑴当院は保険医療機関の指定を受けております。
⑵医療情報取得加算
オンライン資格確認を行う体制を有しており、受診歴・薬剤情報・その他必要な診察情報を取得・活用して診療を行っています。
⑶医療DX推進体制整備加算
- 診療を実施する診察室においてオンライン資格確認などシステムにより取得した診療情報を活用して診療を実施しています。
- マイナ保険証使用促進など医療DXを通じて質の高い医療を提供できるように取り組んでいます。
- 電子処方箋の発行体制など医療DXにかかる取り組みを実施している医療機関です。
⑷小児かかりつけ診療料
6歳未満で当院に4回以上受診しかかりつけ制度に同意して当院を「かかりつけ医」として登録された方に、次のような診療を行っています。
- 急性疾患を発症した時の診察やアレルギー疾患など慢性疾患の指導管理や栄養指導を行います。
- 他の保険医療機関と連携し、オンライン資格確認を活用して、受診している医療機関を把握し必要に応じて専門的な医療を要する際の紹介を行っています。
- 健康診断の受信状況や受診結果を把握するとともに、発達段階に応じた助言・指導を行い、家族からの健康相談に応じます。
- 予防接種の実施状況を把握し、予防接種の有効性・安全性、また接種スケジュールについて指導を行います。
- 発達障害の疑いがある方の受診に対応するとともに、必要に応じて専門的な医療を要する際の紹介等を行います。
- 不適切な養育に繋がりうる育児不安等の相談に適切に対応します。
- かかりつけの患者さんからの電話等による相談に対応しています。なお休診日や夜間時間帯等、やむを得ず電話対応できない場合には、下記にご相談下さい。
神奈川救急相談センター(#7119)
横浜市北部夜間急病センター 045-911-0088、(20:30~24:00)
⑸機能強化加算
当院は地域における「かかりつけ医」機能を担う医療機関として、以下の取り組みを行っております。
- 他院処方分も含めた医療品の把握、必要な服薬管理
- 必要に応じた専門医または専門医療機関への紹介
- 健康診断の結果等、健康管理に係わる相談
- 保険・福祉サービスに関する相談
- 診療時間外など緊急時の対応方法に係わる情報提供
⑹一般名処方加算
現在、医薬品供給が不安定なため、薬局でスムースに受け取れるよう薬のメーカーを指定せず薬の成分で処方(一般名処方)しています。
- 血液検査